表紙画像2008年4月号

バックナンバー

2008年4月号 [免疫治療]特集

[通巻51号] 2008年2月16日(土)発売

[定価]1,260円(税込み) 、[送料]168円(1冊の場合)

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大特集

代替医療先進国ドイツの代替医療最新事情

日本ではエビデンス重視の西洋医学と、エビデンスに乏しい代替医療は対立的な立場にあるといえる。
しかし、代替医療先進国であるドイツでは、日本に比べて代替医療の治験が盛んに行われており、西洋医学を補完するものとしての代替医療が広く浸透しているという。そこで、海外の代替療法に詳しい水上治先生に、エビデンス(科学的根拠)の確立を目指すドイツの代替医療事情についてお話をうかがった。

がんとの向き合い方を考える〜自分らしく生きぬくためにはどうしたら良いか〜
生きがい療法実践会の活動に学ぶ

2008年1月12日に東京都内で開かれた生きがい療法実践会の学習会に参加した。すばるクリニックの伊丹仁朗医師を中心に、生きがいを持つことの重要性を訴えるこの団体の活動から、自分らしく生きるヒントを2部構成で見出していく。

再発・転移と戦えるサプリメントはこれだけある

がんの治療は従来の西洋医学的3大治療に加えて免疫を利用した治療がもはや無視できない治療法として確立されつつある。
その免疫療法の中でもサプリメントを利用した治療はこの10年間で大きく様変わりし、この3年間で一つの治療法として確立されつつある。それは、一種類のサプリメントだけに頼るのでなく、何種類かのサプリメントを組み合わせることで、それぞれのサプリメントが持つ薬理学的効果を何倍にも大きくする方法である。今回は、「最新サプリメント事情」をサプリメントを実践している数人の医師に取材した。

代替医療 How much!?

弊紙でも多くの代替・補完医療の治療法を紹介してきた中で読者から「受けてみたいけど治療費が高いから躊躇している」や「治療費が高いとは言ってもいったいどれくらいなの?」という電話や葉書きでの問い合わせが多くあった。
今回はそんな要望に答えるべく、都内で代替・補完医療を行っているクリニックに出向いて、実際にどのくらいの治療費がかかるのかを取材してきた。代替・補完医療を受ける際の参考になればと思う。

Pick UP  「乳がん」

新シリーズ:がんの検診・検査 第1回「乳がん」

乳がんの罹患者は年々増加傾向にあり、現在、年間4万人程度が発症するといわれている。一般的に、乳がんは他のがんと比べ、治療の選択肢が多く、特に術後の病理結果は治療方針を決定するものとして重要視されている。
また、かなり早い段階から微小転移を起こしているケースも多く、他のがんと比べ、発症して10年以上経ってもなお、再発や遠隔転移が見つかる確率が高いとされている。今回は、一般の検診はもとより、術後の再発や遠隔転移の検査の必要性もふくめ、乳がんの専門医で幅広く治療に携わっているナグモクリニック院長 南雲 吉則医師にお話を伺った。

座談会:「がん難民」になりかけた乳がん患者と、それを救いたい医師の本音トーク

鎌田實医師(諏訪中央病院名誉院長)、中川恵一医師(東大病院放射線科准教授/緩和ケア診療部長)、加澤ウメさん(乳がん患者)、熊坂サク江さん(乳がん患者)

医師や看護師の心ない一言で、病院を離れ、治療を拒み、「がん難民」となってしまうがん患者が増えている。
積極的な治療を勧めない医師と、患者の心を汲み取らない医師のために「がん難民」になりかけた二人の乳がん患者が、どのような医師との触れ合いで治療に戻り、がんを治していったのか。二人を救いたいと尽力した医師たちを交えて、本音を語り合ってもらった。
取材・文/木村恵子(ライター)

注目記事

次世代を担う若者たちへ 「がんのひみつ」特別授業 −がんをもっと知ってほしい−

若い人にもがんの正しい知識を持ってほしい──と、中川恵一・東京大学病院放射線科准教授(緩和ケア診療部長)が1月15日、高校生にがんの基本的知識を説く特別授業を行った。中川医師は厚生労働省のがん対策協議会の委員も務め、若い世代へのがん教育の必要性を訴えているが、特別授業を聞いた生徒の中には医師志望者も少なくなく、「患者さんの気持ちを理解できる医師になりたい」「医師不足で困っている地域医療で頑張ってみたい」という意欲的な意見も聞かれた。
取材・文/米山義男(ライター)

対談:山田邦子のがんのこともっと知りたい伝えたい 第4回

ゲスト:小嶋修一さん(TBS報道局解説室)
「手術ですね」――詳しい説明もなく、そう医師に告げられた小嶋さん。“インフォームド・コンセント”などなかった20年前。自身の辛いがん経験をバネにしながら、医療ジャーナリストとして見つめてきた現在のがん医療とは?
取材・文/大木浩美(ライター)

がん医療最前線46
転移性脳腫瘍における放射線治療の役割 
予防的全脳照射による局所制御と生存期間延長に期待

がん治療では、外科手術、放射線治療、抗がん剤による化学療法が、治療の三本柱となっている。脳腫瘍における放射線治療は、手術治療とともに、原発性あるいは転移性脳腫瘍に対して最もよく用いられる。今回は、肺がん、乳がんなどからの脳転移の治療、あるいはその予防を目的として行われる「全脳照射」を中心に、最近のトピックスを含めて聖路加国際病院放射線腫瘍科部長の関口建次医師にお話を伺った。
取材・文/中島葉子(医学ライター・エディター)

セカンドオピニオン相談室:「乳がん編」

当相談室では、読者の皆さんから受け付けたがんに関するさまざまな質問・相談に、疾患別に腫瘍専門医がお答えします。
エビデンスに基づいた治療を受けるための情報の収集や、主治医との円滑なコミュニケーション・信頼関係の構築など、さまざまに活用して頂ければ幸いです。今回は「乳がん」です。
回答&アドバイス:取材・文/知覧俊郎(ライター)

腫瘍マーカーの読み方<乳がん編>

がん治療において、定期的に行われている血液検査。検査結果表を見ると、そこに書かれているのは見慣れない横文字に数値。
これらは一体何を示しているものなのでしょうか。皆様からいただく読者はがきの中にも、検査結果をどう読めば良いのか分からないという声がありました。今回はあらゆる検査項目の中から、乳がんの腫瘍マーカーを取り上げます。
お話は、筑波大学附属病院の乳腺・甲状腺・内分泌外科の坂東裕子先生に伺ってきました。

がん患者さんのキレイを考える わたし流 キレイの法則[2]

下着でおなじみの(株)シャルレ代理店社長 塚本 とし子 さん(63)後編
〜心地良い乳がん下着を選ぶ〜

前回2008年2月号の前編では、抗がん剤による脱毛に対し、カツラにメッシュを入れるなど、自分らしいおしゃれを楽しんだ事で辛い治療を乗り切ったというエピソードを紹介した。
塚本さんには実はもう一つとっておきのおしゃれアイテムがあるという。それは、ズバリ“下着”。
塚本さんを知っている人は「塚本さんは乳がんの手術をしたとは思えない程、どんな洋服も自然に着こなしている」と口を揃えて言う。その秘密が下着にあるというのだろうか?乳がんになっても、自分の身体をきれいに見せるコツを知っている塚本さんに、今回は「自分を輝かせてくれる乳がん下着選び」について教えていただいた

自己活性化リンパ球療法を成功させる
良いリンパ球のつくり方――プルミエール式高品質培養への挑戦――

自己活性化リンパ球療法を成功に導く最初のステップは、高品質のリンパ球を培養することです。
免疫力の強い質の高いリンパ球を大量につくるためには、さまざまな工夫が必要ですが、今回は、プルミエールクリニックの免疫療法が高い有効性をもつ秘密の1つ、高品質リンパ球がどのようにしてつくられるかを、星野医師に解説していただきました。

連載記事

きらめくこの人に聞きました。第31回

毎年富士登山を続ける全盲の高校生  町山 長平 君(16歳)
「普通に生きていきたい」

がん患者の「生きがい登山」が注目されていますが、小児がんの網膜芽細胞腫で視力を失った町山長平ますよし君(16歳)は9歳の時に富士山に初登頂。それ以来、毎年の富士登山のほか関東、山梨、長野の1000〜2000メートル級の峰々も踏破しているなかなかの「山ヤ(登山愛好家)」で、山岳雑誌にコラムも書いています。でも、本人は変にラベル貼りされるのを好まず、「普通に生きていきたい」と、大地をしっかり踏みしめていく生き方を話してくれます。
取材・文/米山義男(ライター)

ちょっと役立つホームページ 子パンダ.Com 第18回

今回は抗がん剤についてをお送り致します。抗がん剤では治らないと云われた子パンダの転移がんが、少量の抗がん剤で予想以上の効果を得て、完治に至った秘密とは。子パンダコラムは「シャイな子パンダ」です。

ビレッジ式キュアサポート 第6回
あきらめない、弱気にならない松島外来

がん温熱治療は、免疫治療や抗がん剤などと併用して高い有用性が期待できることを3回にわたって解説してきました。
今回は、これまでの連載の中で、読者のみなさんの関心があることを中心にQ&Aの形で、松島先生に答えていただきました。
取材・文/田野井真緒

連載:一日一笑 第25回 「毒を薬に変える発想」

マジックでもあるまい、毒を薬に変えるなどそんなの無理だ、とお思いになられる方の方が多いかもしれませんが、何も本当に毒を薬に変えるというわけではありません。要は、自分の心一つで、全ての物事はよくもなるし悪くもなるという例えです。人の心は不思議で、できない、無理だ、よりも、できる!やれる!と思って行動すると、良い方向へ転じ、毒すらも良薬に変える力があると思うのです。
文/松井天遊(医療ジャーナリスト)

連載講座

かぞくのじかん こころとからだにやさしいセラピー 第16回
「心を癒すアートセラピー」

気持ちが沈んでいる、悲しい、さびしい…。今回はそんなときに試してみて欲しい、水彩絵の具を使ったアートセラピーをご紹介します。これまでアートセラピーで使用してきたパステルやクレヨンとはまた違い、水彩絵の具の透明感や、紙に筆をのせた後の絵の具のゆるやかな動き、水の透明でたゆたう感覚を味わってみてください。
なかなか外にうまく出せないで滞っている感情やストレスを、そっと洗い流してくれるような効果があります。絵の具の代わりに墨を使うと、その効果はさらに増します。機会があればぜひとも取り組んでくださいね。

かぞくのじかん ストレッチ&リラクゼーション 第33回
「ゆっくりと全身をリフレッシュ 春先にぴったりの歩行功」

寒さがやわらいだ日には外に出て、縮こまった身体を思い切り伸ばしましょう。新鮮な空気を身体の中に取り込みながら、呼吸に合わせてゆっくりと筋肉を動かすことで、気持ちがリフレッシュし、鬱々とした気分を吹き飛ばしてくれます。
激しい動きではなくゆったりとした動きなので、じんわりと体が温まり、春先にぴったりの運動です。また、大きなスペースを必要とせず家の中で行なうことも出来ます。運動の気持ちよさを味わってください。

医師がそっと教える賢い患者学〜自身に最適な医療を考える〜第3回
「抗がん剤(part1/標準治療のプラスとマイナス)」

連載第3回目のテーマは、「抗がん剤」です。がん患者にとって、そしてがん治療にとって、避けては通れない存在のように捉えられがちな「抗がん剤治療」。
もちろん、超早期発見のために抗がん剤を使用しなくて済む患者さんも居ますが、実際にはかなりの数の方が、抗がん剤治療を受けています。今回は、がん患者にとって身近な存在である「抗がん剤」の実態について、理解を深めていきたいと思います。
取材・構成・文/永溝はるか(ライター)

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