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2008年3月号 [再発・転移]特集

[通巻50号] 2008年1月16日(水)発売

[定価]1,260円(税込み) 、[送料]168円(1冊の場合)

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大特集

特集:再発と転移〜現在明かされているメカニズムを知って再発・転移に立ち向かう!!〜

最近では「がんは治らない病気ではない」と言われ始めている。もちろんそのためには早期発見、早期治療が重要な鍵を握っている。しかし発見が遅れ、原発巣以外の臓器にまで転移を起こしている状況になると治癒は難しくなってしまう。
いったい転移とはなんなのか?転移はいったいどのようにして起こっているのか?
再発・転移の仕組みは複雑だが現在解明されている部分だけでも理解して、再発・転移に備えて欲しい。
監修:東京慈恵会医科大学附属青戸病院副院長 吉田和彦 医師

特集:“がんのひみつ”と再発・転移の放射線治療

技術の進歩がめざましい放射線治療だが、欧米ではがん患者の約半数が放射線治療を選択している中、日本では未だに約25%と少なく、放射線治療への理解が浸透していないといえる。
再発・転移後に緩和ケアとしても使われる放射線治療と、意外と知られていない“がんのひみつ”について、東京大学医学部附属病院放射線科准教授、そして緩和ケア診療部長でもある中川恵一医師にお話をうかがった。

特集:知ってほしい!!口腔ケアの重要性

現在のがん治療では治療の発展と共に、治療前後のQOLを求められるようになり、今、とりわけ歯科医の存在が非常に重要になってきている。原発部位に関わらず、放射線療法や化学療法による副作用で、口腔内にトラブルを抱えている患者は多い。しかし一方で、口腔ケアについての認識度は低く、がん治療においては、まだまだ十分な管理が行われていない分野である。今回は、口腔ケアについての重要性を考える。
上津江歯科医院院長の渡邉欣哉歯科医師にお話を伺った。

特集:再発・転移を防ぐ!生活改善実行カタログ

がんにはなったが、一命はとりとめることができた。そんな人は、とてもラッキーな人たちです。
手術は上手くいった、その後の治療の経過もいい。だったらあとは、再発転移の可能性をできる限り押さえ込む努力をしましょう。
『西洋医学をベースに、自分でできる「がん対策」もする』これが、いまわかっている再発転移の確率を低めてくれる唯一の方法です。自身の生活において正すべき点を見つけたら、実行に移してください。

Pick UP  「鳥越俊太郎さん」

対談 山田邦子のがんのこともっと知りたい!伝えたい! 第3回

ゲスト:鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)
直腸がん、そして肺転移を経験した鳥越俊太郎さん。がんを客観的に見つめ、日常を精一杯生きているからこそ、がんの不安と立ち向かえるのかもしれません。鳥越さんと山田さん、がんと前向きに生きるお二人にはどこか共通点がありそうです。
取材・文/大木浩美(ライター)

注目記事

連載:知っておけば怖くない 新・がん基礎講座 第14回 「胃がん」

胃がんの死亡者数は、現在、全がんの部位別死亡者数の第2位をしめていますが、年齢調整死亡率は男女共に1960年をピークに低下しています。とくに近年、診断技術の進歩によって早期発見が可能となり、治癒の可能性が高いがんになってきています。
また、早期がんに対してより侵襲性の低い治療法が開発されたり、進行がんにおいて化学療法の有用性が認められるなど、今後もさらに新しい治療法の開発が期待されています。
監修:神奈川県立がんセンター消化器外科部長 円谷彰 医師

隔月連載:チームウィズザペイシェント 第27回 複数の視点でチェックするチーム医療

「やはり、スタッフみんなが相談して決めるという過程を踏まないと説得力がありません。」
がん専門病院ではないが、緩和ケア病棟を含め、トータルながん治療に力を入れる病院がある。
がん診療連携拠点病院に指定されているNTT東日本関東病院外科のチーム医療・集学的治療を紹介する。
取材・文・写真/知覧俊郎(ライター)

がん医療最前線45

難治性の膵がん・胆道がんに対する新たな治療戦略 期待されるティーエスワンRの役割日本のがん患者の死亡数の推移を見ると、近年、胃がん、肝がんはほぼ横ばいの状況であるが、肺がん、大腸がん、膵がんは目立って増えてきており、胆道がんは若干傾斜が緩やかになったもののやはり増加傾向にある(★スライド1)。難治性がんの代表といわれる膵がんや胆道がんについては、生存期間の延長を目指して手術以外による治療法の開発が模索されてきた。最近になって、日本で開発されたティーエスワンR(TS-1)という薬剤の保険適応が膵がんに加え胆道がんでも認められたことにより、治療の選択肢が大きく拡がった。膵がんや胆道がんの治療では全国トップレベルの成績を上げている国立がんセンター中央病院 肝胆膵内科医長の奥坂拓志医師に、これら薬物療法の現状と展望についてお話を伺った。
取材・文/中島葉子(医学ライター・エディター)

連載:セカンドオピニオン相談室 「大腸がん編(2)」

当相談室では、読者の皆さんから受け付けたがんに関するさまざまな質問・相談に、疾患別に腫瘍専門医がお答えします。
エビデンスに基づいた治療を受けるための情報の収集や、主治医との円滑なコミュニケーション・信頼関係の構築など、さまざまに活用して頂ければ幸いです。前回と今回の2回に渡り「大腸がん」をお送りいたします。
アドバイス&回答:千葉県がんセンター消化器内科 部長 傳田 忠道 医師
取材・文/知覧俊郎(ライター)

不定期連載:私の楽しみ紹介します。 第2回
私は私らしく〜ある乳がん患者の勇気の一歩〜

「実は私、自分が乳がんだってこと、周りの人は知らないんです」
でも今なら話せるかもしれない。話すことで一歩踏み出せるかもしれない。そう思ってこのお話を受けることにしたんです。
そう語ってくれたのは、愛知県名古屋市在住の高田恭子さん。がんになってから今までの2年間、乳がんであることを知っているのは家族とごく一部の友人だけだった。
自身のがんの経験から得たことを元に、自分の好きな料理を活かすことで、誰かのお役に立てるのならば・・・そんな思いで取材に臨んだ。

ちょっと役立つホームページ 子パンダ.Com 第17回

さて、4回に渡って書いてきた子パンダの放射線治療は今回で最後となります。
子パンダの受けた全脳照射、骨髄抑制についてをお送りします。子パンダの赤血球も写真で公開。
子パンダコラムは「読者の反響に応えて」。

対談:進行・再発すい臓がんに対する自己活性化リンパ球療法の有効性を科学的に検証

免疫療法は、従来の標準治療(外科治療、抗がん剤治療、放射線治療)との併用あるいは単独治療で、抗がん効果あるいはQOLの向上に有用だとされていますが、統計データが少ないのが現状です。
統合医療ビレッジでは自己活性化リンパ球療法を用いて免疫学的効果をあげており、昨年の日本癌治療学会において、同ビレッジ付属中央研究所室長の井開裕美先生が、難治性の進行・再発すい臓がんに対する自己活性化リンパ球療法の有効性と安全性に関する研究成果を発表しました。学会での報告は、星野先生らが日常診療で実感している臨床効果を科学的に裏づけるもので、参加した専門医から多くの関心が寄せられました。そこで、今回は、井開先生の報告を中心に、星野先生と自己活性化リンパ球療法の有効性について話し合っていただきました。

連載記事

きらめくこの人に聞きました。 第31回
地域で活動し地域を支えるボランティアグループ 江戸川ミニデイホスピス研究会
「医療と患者の隙間を埋める活動を!」

今回紹介するのは、個人ではなくグループです。「江戸川ミニデイホスピス研究会」。東京都江戸川区でがんや慢性疾患、難病などで苦しむ地域の患者さんや家族の人たちに寄り添い、支えていく活動を進めているボランティア・グループです。
メンバーは50代〜70代のシニア世代を中心に10数名の地域の人たち。代表の博多百合子さん(58歳)は、「私たちは医療の専門家ではありませんが、同じ地域に住む隣人として患者さんやご家族とのふれ合い、支え合いの場をつくり、私たち自身のいのちにも向き合っていきたい」と話してくれます。
取材・文/米山義男(ライター)

ビレッジ式キュアサポート 第5回
がんの温熱治療計画「がんを狙い撃つスパークシャワー」

がん細胞と正常細胞の温熱効果の比較について、統合医療ビレッジ医師の松嶋修司医師にお話を伺います。
取材・文/田野井真緒

連載:一日一笑 第24回 「身は老いても心は二十歳」

寒さが日々、増してくる今日この頃。身は寒くとも心はぽかぽかにしておきたいものです。
さて、今回は“心を若く保ちたくなる”ようなお話をギュッと詰めてみました。寒い冬だからこそ、心にも火を燈したいですね。
文/松井天遊(医療ジャーナリスト)

連載講座

かぞくのじかん こころとからだにやさしいセラピー 第15回 「心を整理し落ち着かせる」

物事を決めたいのに決められない、自分がどうしたいと思っているのかはっきりしない、前に進みたいのに進めない…。
自分のことのはずなのに、心に霧がかかったように自分の心の整理がつかない事はよくあることだと思います。
そんな時には、今回ご紹介するアートセラピーを試してみてください。自分の内面を見つめ、整理するのに役立ちます。
答えは常に自分の中にあるものです。それに気付いたとき、前に進む力を取り戻せるかもしれません。
あまり固く考えず、遊ぶような気持ちで楽しんで行ないましょう。

かぞくじかん ストレッチ&リラクゼーション 第32回
「横になったままで行なえるヨガ式運動」

空気が冷たく、外出するのが億劫になりがちな季節ですね。ヨガなら室内で行なえる上、精神的なリフレッシュやリラックス感が得られると同時に、筋力を鍛え、運動量を増やすことができます。今回ご紹介するのは、横になったまま行なえるヨガです。
朝、目覚めた時にそのまま行えるような手軽なものから、運動量の多いものまでありますので、ご自身の体調に合わせて行なってください。

かぞくのじかん 医師がそっと教える賢い患者学〜自身に最適な医療を考える〜第2回
「手術」

この連載では、手術、抗がん剤治療、放射線治療、その他さまざまな治療について、項目ごとに適切なアドバイスを紹介していきたいと思います。ぜひ、みなさんの今後の治療に役立ててください。広く選択肢を持つことが、病状を改善させることを信じて。希望をもって治療に取り組みましょう。
取材・構成・文/永溝はるか(ライター)

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